梅雨などで雨が降ったり、台風やゲリラ豪雨が来る時に頭痛や下痢など体調不良になったり、古傷が痛むなど聞いた事はありませんか?
これは気のせいではなく気象病と言われる、れっきとした現象なのです。
気象病について知識を深めて次の低気圧に備えましょう。
気象病 天気病とは?そのメカニズム
気象病、天気病とは気圧の変化によって起こる不調。
頭痛 めまい 神経痛など。
女性に起こりがちな症状で、女性は生理などで貧血でめまいを起こしたり、頭痛になったりしがちですが、理由もなく体調不良になる時には、この気象病を疑ってみることをお勧めします。
体調不良は、周りには分からない しんどいもの。
最近では、気象病の専門外来もありますので、辛い時は受診もご検討下さい。
気象病 天気病は、雨 台風 ゲリラ豪雨 爆弾低気圧 など気圧が低下する時や湿度上がる時、温度差が激しい時などに起こります。
気圧の変化で脳が混乱する事による不調
→耳の中にある気圧のセンサーが体のバランスが崩れたと感知
■目からの情報
→体のバランスは崩れていないと判断
- この目と耳からの情報のズレが脳を混乱
- ストレスになり交感神経が興奮
- 収縮した血管が反動で拡張する
- 痛みを感じる神経が刺激される
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気圧の変化で自律神経が乱れる事による不調
- 気圧の変化が大きくなる
- 身体にストレスがかかる
- 自律神経が乱れる。
- 体調不良になる。
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自律神経が乱れて体調不良になりやすくなります
気圧の低下(低気圧)で血管が膨張する事による不調
低気圧で血管が膨張すると、頭痛などを起こすことがあります。
低気圧で起こる頭痛のメカニズム
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■それにより頭の血管も膨張し、頭の神経に触って頭痛を引き起こす
低気圧による頭痛はほとんどが偏頭痛。
雨や台風などで頭痛。低気圧で頭痛。
もしも気象病の頭痛に今なってしまっている方はこちらをどうぞ↓
低気圧で体調不良になるメカニズム
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■低気圧の時は、身体に感じる圧力が低下して身体が膨張する状態
- →この低気圧によるからだの膨張
- →血管やリンパの流れる圧力も低下し血行不良になる
- →体調不良になる
低気圧で古傷が痛むメカニズム
低気圧で雨が降り多湿になると、体の中でヒスタミンという物質が分泌されやすくなります。
このヒスタミンが古傷の炎症を誘発したりします。
気象病の主な症状
- 頭痛
- めまい
- 吐き気
- 下痢
- 肩こり(首)
- 全身がだるい
- イライラする
- 関節痛
- 手足のしびれ
- 血圧が上下する
- 動悸がする
- 気持ちが不安定 不安になる
- アレルギー症状が出る
(じんましんや発疹 目のかゆみ 鼻水 気管支ぜんそくなど)
気象病になりやすいのはどんな人?
- 乗り物に酔いやすい人
- 寒暖差に弱い人
- ストレスを溜め込んでいる人
- 自律神経が乱れがちな人
- 運動不足の人
- 不規則な生活を送っている人
- 睡眠不足の人
- 体調不良で免疫力が低下している人
日頃より適度な運動をし、十分な睡眠を取るなど自律神経を整える習慣を心掛けることが大切です。
気象病 天気病とは まとめ
気圧の変化で体調に影響がある事が近年分かってきました。
天気が悪くなり低気圧になった時にそのメカニズムを頭に入れておけば少し気持ちも楽になります。
事前に知っておけば事前に準備したり、対処ができるようになるのでおすすめです。
体調不良は辛いものです。
今症状が出てしまっている方、大丈夫ですか?
どうぞお大事になさってくださいね。
辛いようでしたら、病院受診もご検討ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
他の記事に、低気圧や気象病の対処方法について詳しくお伝えしていますので合わせてご覧下さい。