子供は、なんでこんなに傘を壊してくるんでしょうね。
初めて傘を持たせた時も、その後も折に触れて注意しているのに、やっぱり壊して帰って来ますよね。
これらは防止出来ないのでしょうか。
今回は、子供が傘をすぐ壊すその対策と危険性と壊されてしまった時の注意点でお話します。
筆者の担当経験のある、傘が1日多くて200本も売れてしまう商品数2000本の雑貨ショップでの生の声も織り交ぜてお伝え出来たらと思います。
子供が傘をすぐ壊すのが困る その3つの対策
子供が傘を壊してくる。すぐ壊す。
日常茶飯事ですね。
雨が降った後は必ず、本当に沢山の子供傘が売れます。
また壊して来たのよ〜。ママ達は口々にそう言います。
またすぐ雨降るから、2本まとめて買っておくわ。
この前、壊して帰って来て次の日も雨だったから困ったわ。
もう壊さないでね!とのお子さんとのやりとりも何百も見てきました。
子供が傘を壊して帰ってくる事にストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。
どんなに注意しても、故意でなくても不可抗力でも壊れてしまう傘。
傘の破損。出来る限り減らしたいですよね。
その有効で簡単な3つの対策をお伝えします。
故意に壊しただけでなく、子供は力が強くないので、傘をさすのも下手っぴです。
風にあおられた時にしっかり持ったり出来なかったり、雨が止んだ後に引きずりながら帰って来てしまったり、傘立てに置いておいて破けたり折れたり。
お友達に壊されてしまったり、原因は色々です。
対策その1 親が心に余裕を持って子供と接する
例えば、予備の傘を買っておく事です。
予備の傘を一本用意しておくことで、イライラせずに済みます。
まずは心にゆとりを持って、子供と傘としっかり向き合いましょう。
まずは親がヒステリックにならずに余裕を持つ。
ここが大前提ではないでしょうか。
頭ごなしに叱ったのでは、子供に響きません。
何故壊れてしまったのか、静かに話し子供と対策を話し合いましょう。
対策その2 子供に自分の大事なものという認識を持たせる
一緒に買いに行って、その場で名前を書いて、あなたの傘だから大事にしようね、と手渡すのも有効です。
また、お店の人がはいどうぞ、とお子さんに優しく手渡してくれるのも特別な気分になれます。
初めての傘を与えた時は、お子さんも本当に危なっかしかったけれど、とても喜んで愛おしいものを手に入れた嬉しい気持ちを素直に表していたのではないでしょうか。
今や傘がただの遊び道具になってしまっているのなら、お子さんのお気に入りのものを引き合いに出してみます。
〇〇ちゃんのミニカーと同じくらい大事なものなんだよ。
〇〇ちゃんのミニカーが壊れちゃったら嫌でしょう。
ミニカーも泣いちゃうでしょう。
傘もおんなじだよ。
などと話してみてはいかがでしょうか。
傘を自分の大事なものだと再認識させましょう。
対策その3 傘の危険性を子供の理解出来るように話す
頭ごなしに叱ったのでは心に響きません。
お子さんに理解出来るように話しましょう。
具体例は次章でお伝えします。
子供に傘の危険性を伝えよう
傘を振り回すというのは、周りのお友達だけでなく、下校途中の車やバイク、人にとって大変危険な事です。
危険な事は一番に充分に伝えましょう。
そして、初めての傘を手渡した時とは、状況も変わっている事もあります。
ヤンチャでお友達と一緒に遊んで力が有り余って壊してしまったなら折れた部分がとがっていて危ないですね。
折れてとがった骨や 傘の先が自分やお友達の目や顔に当たったら大変です。
実際にそういった事故例が驚くほど多数寄せらせています。
折れた骨を見せて具体的に、
「これが〇〇ちゃんの顏や目にぶつかったらどうなると思う? 」
と質問して想像させ、考えさせます。
その答えを、じっくり待ってあげます。
返って来た答えに対して、
「そうだね、そんなの嫌だね。
目が見えなくなっちゃうかもしれないんだよ。
そしたらママの事も好きなテレビも何にも見えなくなっちゃうんだよ。」
と想像力を膨らませるように補足して説明してあげましょう。
また、お子さんの反省の為に、何度も注意するよりも壊した傘をしばらくの間、目のつく所に置くというお宅もあります。
子供の傘 壊されてしまった時の注意点
傘は、他のお子さんが乱暴に扱い壊されてしまう場合もあります。
お子さんは大事な傘を壊されてとっても傷ついているでしょうから、様子を見ながら優しくその時の状況を聞いてみましょう。
そして壊される事が度々続いたり、あまりに酷い場合もあります。
その場合は、直接そのお子さんのご両親に抗議するよりも、クラスの担任の先生に相談するのが良策です。
具体的にどういう状況だったのかあれば写真もつけて丁寧な言葉で簡潔に先生にお手紙を書いて相談するという手もあります。
今後の為にも人の物を壊すのは良くない事、物の大事さ、傘の危険性を生徒全体に話してほしいと伝えましょう。
小学生の低学年は、先生の指導の効き目がありますので先生に任せて様子を見ましょう。
子供が傘をすぐ壊す 壊される その対策まとめ
子供が傘をすぐ壊す その対策と危険性と壊された時の注意点はいかがでしたでしょうか。
子供の傘の悩みはつきませんがしっかり対策して、お子さんと雨の日も楽しく過ごせますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。