体験談シェアで参考にしていただけたらとお話ししている第3弾。
虫歯が原因の副鼻腔炎( 歯性上顎洞炎)と診断され、抗生物質の長期投与という治療法をしました。
治療を受けるまで、体調もすこぶる悪く、抗生物質って長く飲んで平気なの?
と不安で不安で仕方ありませんでした。
抗生物質の長期投与ってどれくらい?
飲み続けてどうなった?
飲んでいてどうだった?
飲み終えた後どうだった?
そして6ヶ月後のCT画像有りです。
と気になる方、心配な方、不安な方に1つの事例として参考にしていただけたら幸いです。
抗生物質の長期投与ってどれくらい?
虫歯悪化で虫歯が原因の副鼻腔炎 歯性上顎洞炎と診断されました。
治療を言い渡されたのは、抜歯からの抗生物質の長期投与。
期間は、通算でズバリ6ヶ月です。
途中、様子を見ましたが、結局通算で6ヶ月間服用しました。
虫歯が原因の副鼻腔炎いわゆる蓄膿症で、私は抗生物質を少ない量を長く飲むという治療法を受けました。
- 抗生物質名 クラリスロマイシン
- 服用期間 1日1錠で6ヶ月
抗生物質服用での虫歯 蓄膿症 副鼻腔炎の治療どうだった?
抗生物質治療前はどうだった?
虫歯が原因の副鼻腔炎。
諸悪の根源の虫歯を抜こうにも炎症がひどく、まずは抗生物質で炎症を抑える所からスタート。
歯、口内だけでなく症状は、顔 右側のひどい膿み。
具体的には鼻や喉の痰などと右目も霞んで目ヤニも出て、頭痛も酷く、具合が悪い時には めまい で起き上がれない時もありました。
その期間会社を休職しました。
その後炎症が収まり、無事抜歯へ。
抜歯後も抗生物質少量投与の治療を受けました。
飲んでいてどうだった?
私は もともと薬に強い方ではありません。
昔手術前に飲んだ抗生物質のジスマロックという飲み薬は、飲んだ後すぐに前代未聞のひどい下痢になりました。
なので抗生物質の副作用を気にしましたが、毎日6ヶ月でも少量だったので、副作用の自覚症状はありませんでした。
ただ毎日の薬服用は、忘れることもありました。
『あれ?飲んだっけ?』
と遠い昔に 祖父母が口癖のように言っていた言葉を連発し、
あきれた家族に
『カレンダーに飲んだか書きなさい』 と叱られました。
これは私のズボラな性格もありますが、6ヶ月薬を飲み続ける経験がなかったので、そういった失敗もありました。
もしも心配な方は何か対策されることをおすすめします。
ご年配の方の薬を飲み忘れる、飲み間違える問題がありますが、その気持ちが良く分かりました。
記念すべき最後の1錠↓
この1錠を飲み終え、
長かった抗生物質長期投与治療が完了しました。
飲み続けてどうなった?
飲み始めて1〜2ヶ月のうちは、あ、少し効いてきたかも、少し楽かも程度でした。
3ヶ月過ぎてから、鼻が通ってきたように感じました。
その後の3〜4ヶ月のうちは、飲み忘れると症状が出て鼻が全詰りになってしまいました。
薬が効いている事を実感すると共に、まだ薬で抑えていて治っていないんだな〜という印象でした。
その後の5〜6ヶ月は飲んでいましたが、素人の体感ではもうだいぶ良いのでは?と感じていました。
飲み終えた後どうだった?
6ヶ月間という長きに渡り抗生物質を飲み続けていましたので、飲み終えた後また何か症状がぶり返したりしないか心配でした。
けれど、飲み終えて2週間以上経ちますが再発のようなものは感じていません。
抗生物質服用で蓄膿症 副鼻腔炎の治療後CT画像!
いわゆる虫歯が原因の蓄膿症 副鼻腔炎( 歯性上顎洞炎)の治療。
虫歯抜歯後抗生物質を6ヶ月後のCT画像をお見せしますね。
担当していただいた口腔外科の先生は、テンション高く
『見てください!これは頑張った結果の成績表みたいなものですよ!』
『これは、とても良い結果なので持って帰って下さいね。』
と、プリントアウトしてくれました。
こちらです。
右側が治療前
左側が治療後です。
治療前は、右の鼻が全部つまっていて、黄緑色の痰が鼻から喉に降りてくる後鼻漏。
右目も霞んで、目ヤニも出て、調子の悪い時は、目眩で起き上がれない状態でした。
『ほら〜、この時は、鼻詰まって辛かったでしょう?』
『今は、このように白い部分が消えてキレイに空洞になってます。鼻で息できるでしょ?』
と先生。
有り難いことに両方の鼻で気持ちよく息が吸えるようになりました。
さいごに
『抗生物質長期投与はどれくらい?虫歯で蓄膿症 副鼻腔炎治療後CT画像有!』の記事はいかがでしたでしょうか?
治療結果の一例として気になる方の少しでもご参考になれば幸いです。
もしも今辛い思いをされている方はどうぞご自愛くださいね。
私は、虫歯と不調を放置してこのような状態になりました。
なので、数年前・数ヶ月前の自分にも言いたいですが、
気になる事があったら、すぐ歯医者や病院に行ってくださいね。
早く良くなりますように。
どうぞお大事になさって下さいね。
治療を受ける前はどんな症状だったの?を詳しく知りたい方はこちらもご参考になさってくださいね。
↓ 虫歯の副鼻腔炎になった経緯と抜歯の様子です。
↓ 抜歯後の治療の様子です。
最後までお読みいただきありがとうございました。