寒くなってくると柿の美味しい季節ですね。
渋柿でなくても 柿の時期の早めに収穫したものは、まだ固く甘くないこともありますね。
実家の庭の柿を弟が送ってくれ、渋柿ではないのですが固いのも混ざっていました。
今回は よく言われる、りんごと一緒に柿を置いて(ビニール袋)に入れて追熟させられるのか、実際どんな風になるのか改めて、実験してみましたので、写真画像と共にご参考になさって下さいね。
柿が固いのを柔らかく甘くする方法は?
そのまま置いておくだけ
え?置いておくだけ?
そうなんです。
置いておくだけでも、だんだん柔らかくなります。
実家の柿を食べる歴60年以上の叔母に「固い柿を甘く柔らかくする方法教えて!」と聞いた所、
「柔らかくなるの気長に待ったら?のんきに・・・」とのこと。
ごもっともです。
そんな時はリンゴの出番です。
りんごと一緒にビニール袋に入れる
柿がまだ固い時に早く食べたい!っていう時ありますよね。
そんな時は、硬い柿を、りんごと一緒にビニール袋に入れて冷暗所か冷蔵庫で1〜4日ほど置きます。
すると、りんごからエチレンガス(成長ホルモンの一種なのだそう)が出て、それによって柿が追熟出来ます。
柿が固いのを甘くする方法 実験スタート!
りんごと甘く柔らかく追熟させたい柿を選ぶ
↓ 固そうな柿を選びます。左の2つです。右の柿は柔らかく食べごろです。明らかに違いますね。
固く若い選んだ柿をりんごと一緒にビニール袋に入れる
↓固くて若い柿をりんごと一緒にビニール袋に入れます。
ビニール袋に入れたまま数日待つ
寒波が来ていたので、台所のキンキンに冷えた所に置いておきました。
冷暗所か、冷蔵庫で保管する。
↓数日待ちます。2日経ったけれど、変化がないように見えます。
ビニール袋を開けて様子を見る
↓ さらに数日。5日も経ってしまいました。
ビニール袋を開けてみます。
もわもわもわっ?!
いえ、エチレンガスは見えません。
ビニール袋から出してみる
↓出してみます
↓ ヘタ側もパシャリ。
↓ 上の2つがりんご未使用の何もしていない柿
下の2つがりんごと一緒にビニール袋に入れて追熟させた柿です。
↑どちらも変わりない気がします。
ツンツンと指で押してみると、若干りんごで追熟させた柿の方が柔らかい気がします。
でも、むいてみると・・・。
むいた画像はこの後で。
柿をりんごで追熟する際の注意点は?
見た目と触った感じより追熟が進んでいる
写真画像をご覧いただいた通り、りんごを使って追熟させた柿と、何もしていない柿と見た目があまり変わりありません。
ツンツンとそれぞれ柿を指で押してつついてみたのですが、若干リンゴで追熟させた柿の方が柔らかく感じる程度でした。
けれど、むいてみるとこの通り!
全然違います。
りんごを使用して追熟させた柿は、とろけるばかりに熟れ熟れでした。
甘さも、追熟した方が圧倒的に甘かったです。
リンゴを食べるのを忘れずに
これは私に向けて。
柿を追熟させる為にリンゴを買ってきて、追熟させて柿を食べて、りんごを食べるのを忘れてしまっていました。
リンゴ自体も追熟が進み、食べた時にはパッサパサになっていました。
次はりんごも柿も早めに食べます。
柿が熟し過ぎちゃった場合は?
早く柔らかくて美味しい柿が食べたいなと思って追熟を試みたりしていたはずなのに、気付いたら熟れ過ぎちゃって食べきれないなんて事もあります。
そんな時のおすすめは、柿を冷凍すること!
ヘタの部分を先に包丁でカットしてラップにくるんで冷凍します。
すると半解凍で、シャーベットのように食べられます。
冷凍した柿を解凍することで、さらに甘くなった、ぷるぷるの柿が食べられます。
旅館などで絶品フルーツとして出てくることもある人気の食べ方です。
固い柿を柔らかく甘くする方法 まとめ
『柿が固いのを柔らかく甘くする方法!りんごで追熟させられるの?やってみた』の記事はいかがでしたでしょうか?
まだまだ 実家の庭の柿が、なっているそうなので、今度実家に行って もいでこようと思います。
今回は冷凍して美味しいデザートにした柿の写真を撮り損ねましたが、次回また機会をみてアップしたいと思います。
追記
柿を冷凍して解凍する絶品スイーツを作った体験談はこちら
最後までお読みいただきありがとうございました。
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